【危険度3の添加物】製造上外せない、そして売れる商品に変える添加物たち
添加物には厄介なものがあります。
製造上必要な添加物なので、なかなか外せない添加物です。
その目的は色を良くする、値段が安くなる。
こう言った売れる要素満載です。
どんなものがあるでしょうか?
使うと売れる商品に代わる添加物
加工上なかなか外せない添加物です。
しかも、使うと長持ちする、色が良くなる、麺がもちもちになる、安く作れる、など使ったら売れる商品になると言う魔法の粉です。
ph調整剤
ペーハーとは、酸性-アルカリ性度です。
これをうまく調整すると、日持ちします。
クエン酸ナトリウム
リンゴ酸ナトリウム
GDL(グルコノデルタラクトン)
聞きなれないGDLは、豆腐用凝固剤、膨脹剤、酸味料、pH調整剤として使用される食品添加物です。
品質改良剤
プロピレングリコール
リン酸塩(ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム)
ミョウバン
プロピレングリコールは無色無臭なので、保湿剤、潤滑剤、乳化剤としても使われます。
哺乳類に対するLD50は 18〜24 g/kg と言われています。
つまり、体重当たり18~24g摂ると50%の確率で死ぬ、と言う意味です。
体重60kgの人ならば、1080g~1440gと偶然では摂取できない量なので、安全と言われているけれど、大量に摂取すると死ぬことがわかっている物質の一つです。
難しいのは、なんでも毒になると言うことです。
醤油でも一度に2リットル飲むと死に至ると言います。
醤油は毒ではありませんので、なんでも身体に悪いとは言えないのです。
ミョウバンは、甘露煮などを作る時に、煮崩れを防ぎます。
ナスの漬物では色素であるアントシアニンの色を安定化して、紫色を保つ働きがあります。
有名な使い方として、ウニの加工時の型崩れ防止・保存のための添加物としても使用されます。
使いすぎると苦みを感じます。
ミョウバンを使わないことが一つの価値になります。
麺の品質改良
かんすい
炭酸カルシウム
プロピレングリコース
かんすいは、ラーメンなど中華系の麺に入れることが有名です。
かんすいが入っていないとラーメンにならないほどです。
⇒ 添加物の【かんすい】は身体に有害なのか!?最新添加物事情
色調保持剤
ニコチン酸アミド
アスコルビン酸ナトリウム
ミョウバン
ニコチン酸アミドはビタミンの一種です。
ニコチン酸とニコチンは無関係です。
葉酸サプリメントなどには、ビタミンB3として使われています。
何でもかんでも毒と言うわけではありませんが、大量摂取したら死に至るような物質です。
身体にいいとは言えません。
出来るならば使わない方が良いでしょう。
でもお店や企業はこういった添加物をよく使います。
その理由は、見た目が良くなったり、歯触りが良くなったり、簡単に作れるようになったり、コストが安くなったりします。
半分は消費者が悪いです。
そういった見た目の良いものばかり買うからです。
あとの半分はお店や企業が悪いです。
楽に作ろうと手抜きをしたり、安い材料で多く儲けようとしたりするからです。
もちろん、お店や企業には儲かってもらわないといけません。
お店や企業を維持するにはお金が必要です。
なくなってしまったら、おいしい食材がなくなってしまいます。
でも、安全を犠牲に儲けを出してしまったら終わりです。
安全な食材をお願いしたいものです。
⇒ 【危険度1の添加物】必要不可欠の添加物と危険な添加物の分けてみた
⇒ 【危険度2の添加物】なくても製品としては成立するけれど、使った方が儲かる添加物
⇒ 【危険度4の添加物】食品に添加するのに毒性が高い添加物。使用基準も厳しく定められている
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