【危険度2の添加物】なくても製品としては成立するけれど、使った方が儲かる添加物
なくても製品としては成立するけれど、使った方が儲かる添加物です。
一言で言ったら、メーカーが儲けるために食品の品質をごまかすために使う添加物です。
危険度で言えば「2」です。
理想を言えば、これらの添加物は廃止したいところです。
使わなくてもいい添加物の必要性
使わなくてもいい添加物ってなんでしょう?
使わなくてもいいものをなんで入れるのか?
答えは簡単です。
安く製品を作るため。
品質の悪い材料の色を良くするため、少ない高級食材の目方を増やすため・・・理由はいろいろです。
ただ、入れる必要はないのです。
ごまかしのための添加物など使わない方が良いのです。
使わなくてもいい添加物の実例
化学調味料
基本的に味がおいしくなる魔法の薬です。
「化学調味料」と言うと印象が悪いので、最近では「うま味調味料」などと言われることもあります。
アミノ酸等
グルタミン酸ナトリウム(グルタミン酸ソーダ)
5’-リボヌクレオチドナトリウムグリシン
アラニン
天然系調味料
天然だし、調味料なので、全然悪いことはなさそうです。
ところが、大豆から油を搾った絞りカスに、塩酸をかけて溶かしたものです。
塩酸は中和しているとは言え、劇薬です。
一般的には添加物と言う分類ではありませんが、当サイトでは立派な添加物の仲間にします。
実際、そういう使い方をしているからと言えます。
たん白加水分解物
昆布エキス
業界エキス
ホタテエキス
ポークエキス
ビーフエキス
野菜エキス
香料
この記事を書いてから1年間くらい「香料」だけ内容を書き忘れていたと言う・・・誰か言ってよ(笑)
香料は、その名の通り、香りを付ける目的で添加されます。
香りが良いと味もよく感じるので、添加されます。
合成香料と天然香料があります。
合成香料
許可されている物だけで2500品目くらいあります。
アセト酢酸エチル
アセトフェノン
アニスアルデヒド
天然香料
「天然香料基原物質リスト」に収載されている612品目。
植物原料や動物原料から抽出した成分です。
(公益財団法人 日本食品化学研究振興財団 HPより)
酸味料
その名の通り酸味を加えたり、酸化を防止したりするために入れます。
PHを調整したりするために入れられることもあります。
クエン酸
乳酸
ビタミンC(V.C)(アスコルビン酸と表記されていることも)
コハク酸
増粘多糖類
粘性や接着性を付けるための食品添加物のことを言います。
糊料(こりょう)と呼ぶこともあります。
使用用途によって呼び名が変わります。
食品に粘りやとろみをつけるための「増粘剤」、食品を接着し形が崩れないようにする「安定剤(結着剤)」、食品をゲル化する「ゲル化剤」など。
増粘多糖類は、主に食感やのどごしの向上などの目的に広く使用されています。
キサンタンガム
グアーガム
CMC
着色料(天然・合成)
その名の通り、食品に色を付けるために使われます。
使われる幅は広く、色も色々です。
チョコレートに使われる赤などあります。
赤102
黄4
クチナシ色素
カロチノイド色素
コチニール
カラメル色素
紅こうじ色素
甘味料(天然・合成)
食品に甘さを加えるために使われます。
砂糖よりも分子サイズが小さいので吸収されやすく過剰に吸収されるきらいがあります。
カロリーゼロ、糖類ゼロなどと書かれています。
ソルビトール(ソルビット)
ぶどう糖果糖液糖
ステビア(ステビオサイド)
甘草
サッカリンナトリウム
アセスルファムK
アスパルテーム
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