ベーカリーの食品添加物

2020年9月7日

食品会社に勤めていた自分が言いますが、
ベーカリーのパンが、スーパーに並んでいるパンに比べて安全か
と聞かれたら疑問なんです。

 

 

スーパーに並んでいるパンは袋に入っていますね。
○○社のパンは食品添加物をたくさん使っているから危ない・・!?

 

臭素酸カリウムをたくさん使っている」

 

こんな情報が流れたことがありましたが、
実際には、工場で原材料・食品添加物をきちんと計測し
安全の元(基準値)使用しています。

 

ベーカリーのパンは安全か?

 

包装されないパン(ベーカリーのパン)は、裸(バラ売り)で販売します。
裸(バラ売り)のパンには、表示義務がない。 成分が非表示
ここが大きな問題です。

 

栄養成分は、販売訴求のためにプライスカード(商品名・価格)に表示しているが

原材料表示・添加物表示は表示されていない。(アレルギー表示はあり)

 

ベーカリー(チェーン店)といっても多くは半手作りで、
冷凍した生地を購入して(一次発酵済み)を解凍させ成形し、
(あるいはそのまま)二次発酵させて釜で焼くから、
小麦粉から練って作っている訳ではないため、
生地そのものに何が使われているのかはよくわからない。

 

 

総菜パンに使う具材なども、業者から購入ですからそれも手作りは殆どありません。
業者から届く具材は簡易包装で届きますが、袋形態で届くので一部原材料表示や
添加物表示は袋に表示があります。

 

 

外国産のものも多く、今はベーカリーといってもそういうパン屋さんが多いと思います。
従って、小麦粉から練って一から作っているパン屋さんなら安全度合は高い。

 

自家発酵させているベーカリー

 

個人経営のお店か、天然酵母とされているパン屋さんなら、おそらく、
パン生地を自家発酵させて作っているので、安心できる部分も多い。

 

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お客様の要望(アレルギーのある消費者)を利いて、安心して召し上がって頂ける努力を
お客様と一体になって取り組まれている地域密着型の販売をなさっています。

添加物で問題にされている、
品質改良剤として使われている「臭素酸カリウム」が心配です。

 

しかし近年、酵素製剤の種類が格段に増え、その組み合わせによって

格段に美味しいパンが作り上げられていることも事実です。

 

 

 

どんな原材料や添加物が使用されているのかが、表示されている方が逆に安全と言える

かもしれません。

 

 

 

 

ベーカリーだけでなく、デパート地下の総菜売り場にある総菜(量り売り)にも

食品添加物表示の義務はなく販売されていることも事実です。

 

 

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