【カップめんの秘密】豚骨ラーメンのスープは1滴もスープを使わない【添加物】
これは書いてもいいのか分からないような秘密の話が含まれます。
多くの多くの人は、先にスープを作って、それを濃縮して、水分を除いて粉にする、それが豚骨スープの素だと思っているのです。
実は全く違います。
カップラーメンは1滴もスープが使われていないのです。
これはどういうことでしょうか?
1滴もスープを使わないスープとは
カップめんのスープって多くは粉スープですよね。
あれって、豚骨スープを先に作って、煮詰めたものではありません。
スープの袋には、複数の白い粉を混ぜたものが入っています。
豚骨スープの作り方
カップめんの豚骨スープの作り方を暴露します。
ベースは「塩」です。
2.5g~3.5gくらい準備します。
ちなみに、安い焼塩です。
本当に安い塩です。
ここにいわゆる「化学調味料」を追加します。
「豚骨エキス」「チキンエキス」などの「たん白加水分解物」を、味を膨らませます。
ホワイトペッパーなどの「香辛料」も入れます。
ここに、ごまや乾燥ねぎを追加します。
これで、なんとなくスープになりましたが、味がどこかモッタリしています。
さっぱりさせるために「酸味料」を追加します。
さらに、とろみをつけるために「増粘多糖類」も入れます。
こうしてできた「白い粉」をお湯で溶くと、豚骨スープが出来上がります。
複数の白い粉の混ぜ合わせの調合具合で微妙に味が変わります。
この粉末スープは、ラーメンを基本として、少し配合を変えることで、粉末だしになったり、スナック菓子の味付けに使われたり、みそ汁のだしになったりします。
白い粉の正体
白い粉を混ぜ合わせるだけで、ラーメンのスープになると言う魔法の様なスープ。
その正体は以下の様なものです。
豚骨ラーメンのスープの原材料となる添加物
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食塩
グルタミン酸ナトリウム
5’-リボヌクレオチドナトリウム
たん白加水分解物
豚骨エキスパウダー
ガラエキスパウダー
野菜エキスパウダー
醤油粉末
昆布エキスパウダー
脱脂粉乳
ガーリックパウダー
ジンジャーパウダー
オニオンパウダー
ホワイトペッパー
甘草
リンゴ酸
ねぎ
ごま
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どれもこれも白い粉です。
これらの粉のうちいくつかを混ぜ混ぜしたら、スープの粉となります。
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