防かび剤

2016年12月20日

外国から輸入されるオレンジ、レモンなどのかんきつ類

バナナなどのフルーツなどは、船などで長時間かけて日本に運ばれてきます。

長時間の輸送途中に

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カビの発生を防止する目的で使用される農薬を、添加物としています。

防カビ剤は、食品添加物の一つとして食品衛生法で規定されている。

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防かび剤が使用されたかんきつ類やバナナなどを販売する際には、

バラ売りであっても値札や品名札あるいは陳列棚などに、

使用した物質名を分かりやすい方法で表示するように決められています。

 

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収穫したオレンジなどのヘタや葉を取り除き、水洗後、

OPPナトリウム塩(水溶性)のシャワーをかけられ、次に一定の濃度のTBZ,イマザリルを含んだワックス処理をする。

その後、選果され不良品は検品時にはじかれ、箱詰めされている。

このため、残存量(食品添加物なのでこの言葉が使われている)は管理しやすく、

海外消費地までの時間や温度を調査して1-2ppm程度(全果で検査)は残存して、

それまでは防カビ効果が持続している濃度になるような管理がされているようです。

 

防かび剤の付いたみかん 皮をむけば大丈夫?

実際に輸入されたみかんの表面に防かび剤がいっぱい付着している訳です。

残っていたとしても丁寧に皮をむけば、みかん自体に浸透していない。

しかしながら、手で剝いていると防かび剤が手に付き、付いた防かび剤が

みかんに再付着することは避けられないが、ティッシュペーパーなどで皮部分を

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覆って皮を剝けば果肉には付着しにくい。

 

イマザリル1日摂取許容量0.025㎎/kg/日であるので、

小学校1年生位の体重20㎏を想定すると、成長して年を取るまで

毎日イマザリルを0.5㎎とり続けても大丈夫でしょうという話になる。

 

下記☆は添加物表示名称です。

 

☆イマザリル

ジクロルベンゼン誘導体とイミダゾールを反応させて製造します。
比較的水に溶けやすく、強いかび防止効果があります。
かんきつ類ではワックス処理液に浸漬して、バナナでは処理液に浸漬したり、
スプレーしたりして使用します。

使用対象食品:かんきつ類(みかんを除く)、バナナ

 

☆オルトフェニルフェノール(OPP)、オルトフェニルフェノールナトリウム
かび類に対して、すぐれた防かび力を持っています。
かんきつ類の表皮に散布または塗布することにより使用します。
最近では、チアベンダゾールなどの他の防かび剤と併用することがあります。

使用対象食品:かんきつ類

 

 

☆チアベンダゾール(TBZ)

広い抗菌スペクトルを示す抗菌剤で、農薬、食品添加物のほかに、
動物用医薬品としても広く使用されています。防かび剤としては、
かんきつ類には、ワックスエマルジョンに混入し、
収穫後の果物を浸漬する方法が一般に用いられています。
また、バナナには、溶液に浸漬するか、収穫時にスプレーする方法が用いられています。

 使用対象食品:かんきつ類、バナナ

 

☆フルジオキソニル

糸状菌に対して、広い抗菌スペクトルを示すフェニルピロール系の

非浸透移行性殺菌剤 です。

胞子発芽、発芽管伸長及び菌糸の生育阻害を示すことから、農薬としてだけでなく、

収穫後の果実の防かび目的にも使用されます。

使用対象食品:あんず、おうとう、かんきつ類(みかんを除く。)、

        キウィー、ざくろ、すもも、西洋なし、ネクタリン、びわ、

        マルメロ、もも、りんご

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