数の子の原材料と添加物、あの黄色の正体とは
数の子と言えばまっ黄色です。
いかにも着色したみたいな色です。
身体に悪いものなのでしょうか!?
原材料と添加物についてお知らせします。
数の子とは
数の子とは、主におせち料理で見かけます。
お節料理のほかに、地域によっては、松前漬けなども馴染みがあるかもしれません。
数の子は「鰊(ニシン)」のたまごです。
ニシンは、かなり最近まで「カドイワシ」と呼ばれていたそうです。
カドイワシの子供だから「カドノコ」から「数の子」になったと言われています。
※諸説あり^^
日持ちさせるために高い塩分で塩漬けにして保存します。
ただ、そのままでは塩辛すぎて食べられないので、食べる少し前に水でもどして塩抜きするのです。
水と言っても、食塩水につけるのが一般的です。
数の子の原材料と添加物
数の子の原材料と添加物をチェックします。
ある商品の数の子の原材料と添加物を見てみます。
原材料と添加物はこれです。
[colored_box color="green" corner="r"]
鰊卵(にしんらん→ニシンの卵)、食塩
[/colored_box]
おおー!数の子は塩だけで添加物はないのか!
・・・と思うのは、少し気が早いです。
ニシンから取り出された数の子は、きれいな黄色のものと、茶色っぽいものがあります。
これを出荷までに全部きれいな黄色にする必要があります。
そこで使われるのが「過酸化水素」で、これで漂白します。
過酸化水素は6%を超えると劇物として扱われています。
要するに毒です。
発がん性があると言われています。
ただし、ヘアカラーにも使われていたり、とある程度の安全性が条件付きで国から認められています。
ニシンは過酸化水素水に72時間漬けます。
その後、カタラーゼによる酵素分解をします。
酵素入りの飽和塩水に72時間つけるのです。
日本の法律では、出荷するときに残留していない場合は添加物として記載する必要がないとされています。
気になる添加物
[icon image="arrow2-r"] 過酸化水素
[icon image="arrow2-r"] カタラーゼ
数の子の賞味期限
数の子の賞味期限は半年から1年間くらいです。
塩抜きしたら30日~60日くらいしか日持ちしません。
[icon image="arrow2-r"] 数の子の賞味期限・消費期限・日持ちについて
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