さば・いわし缶の身体へのメリットと食品添加物の関係
かつて缶詰といえば、「リーズナブルだし、何かと便利だから……」と常備しておくものでした。
買物や料理が面倒と思うとき「これでいいか」と手にする、いわば「受動的な食べ物」と思っていた方もいるでしょう。
ところが最近、そんな缶詰界に異変が! 素材や製法にこだわった総菜を缶に封じ込めた「グルメ缶詰」なる製品が登場
一缶 500円前後の物や家庭で本格的な洋食を楽しめるものまで幅広い種類が存在。
缶詰は非常食や保存食にも最適ですね。
高級な缶詰はさて置き、さんま(秋刀魚)缶ってどんなイメージをお持ちですか?
さんま(秋刀魚)缶
柔らかぁい身とトロトロの漬け汁が頬っぺた落ちるくらい美味しいですが・・・その印象はあまり良くないかもしれません。
カルシウム・ビタミンD・鉄分が豊富に含まれています。
またミネラル分も豊富で必須アミノ酸をバランス良く含んだ質の良いたんぱく質や、ビタミンAも多く含まれています。
さんまの缶詰には近年注目されている不飽和脂肪酸のDHAとEPAを豊富に含んでいます。
EPAはあまり聞き馴染みが無いかもしれませんが、DHAってよく聞きませんか?
『ドコサヘキサエン酸』のことです!
なんだか間抜けな名前ですが、血液中の余分な脂肪分をとりのぞくことができる優秀な栄養素です。
しかし!
実はこのDHAやEPAは人体では作ることができない貴重な栄養素なので、外部から接種するしかないんですねっ!
さんまの缶詰って凄いんです。
(ちなみに、通常1缶200gとしたら、DHAは缶詰全体で1927mg、EPAは1320mg入っています。)
缶詰でさんまを食べるメリットはたくさんあります!
缶詰は骨まで食べられます
生のさんまと缶詰のさんまの大きな違いは、骨まで食べられるかどうかです。
生のさんまでは骨まで食べないとカルシウムは摂れませんが、缶詰のさんまは柔らかく煮てあるので、
自然と骨まで食べられます。そのため、カルシウムを豊富に摂取することができるのです。
缶詰のさんまは一年を通して食べられることが大きなメリットです。
缶詰のさんまには旬がありませんので、値段が一年中安定しています。
普通に食べるさんまよりも、缶詰は味が濃いです。
それもそのはず。
缶詰は加工して保存に重点を置く分、油や塩分を多く使用しています。
塩辛い物が好きな人にとっては美味しいかもしれませんが、苦手な人には味が濃すぎるように感じるかもしれません。
辛すぎて、あまり頻繁に食べると腎臓障害や高血圧などの病気を引き起こす恐れがあります。
缶詰は油、塩分が多め、味が濃い
イワシの缶詰
漁獲したイワシを頭とワタと尾っぽを取り除き缶詰にする前に
92℃で約25分蒸して殺菌します。
調味液(醤油・砂糖・昆布エキスなどで作る)を入れ、真空にして蓋をする。
114℃で70分圧力をかけて蒸す。
熱を加えてバクテリアなどの微生物を完全に殺菌し真空にすることで常温でも
長い間保存ができる。
缶詰と食品添加物
デメリットとしては食品添加物や化学調味料の問題があります。
缶詰物はどうしても食品添加物が入っているので、気になる方は購入する際に確認すると良いでしょう。
缶詰は基本的に開缶しない限り腐らないので、保存料を使う必要がありません。
(ただし原料の醤油などに入っている可能性はあります)。
着色料や香料は必要に応じて使う場合がありますが、
魚の場合はほぼ添加物は使われないと思って間違いないなく、
入っているのはせいぜいアミノ酸系調味料くらいでしょう。
おすすめはサバの水煮缶で、DHAも豊富にふくんでいるので健康にも凄く良いです。
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