【添加物の乳糖】乳糖とラクトース
乳糖とは、哺乳類の乳の中に約5%含まれている二糖類です。
D-グルコース (ブドウ糖) とD-ガラクトースが結合したものです。
別名、ラクトースとも言います。
添加物としての乳糖とは、どんなもので、どうやって作るのか、そして危険性はあるのかお知らせします。
乳糖の作り方
添加物として使用される乳糖は、牛乳からチーズを作る時に副産物として出来る「ホエイ」から製造されています。
ヨーグルトを冷蔵庫で保存していたら、上澄みに出てくる水分のことです。
乳糖の用途
乳糖はなぜ添加されるのでしょうか。
乳製品の甘味の調整に使用されます。
乳糖はほんのり甘い程度で、砂糖に比べると甘味は弱めです。
乳糖の副作用
乳糖の副作用ですが、ほとんどないと言えます。
たまに、「乳糖アレルギー」を心配される方もおられます。
しかし、子供さんも含めて「乳糖アレルギー」と言うものはありません。
子供などが乳糖が入った食品を食べてお腹を壊すケースは、乳糖不耐症です。
簡単に言うと、牛乳を飲んだ時に乳糖が消化できずにお腹を壊すくらいです。
ひどいときでも、下痢程度です。
牛乳アレルギーと乳糖アレルギーは全く別物です。
そもそも、上記でお知らせしているように、乳糖アレルギーは存在しません。
アレルギー症状を引き起こすのはたんぱく質です。
乳糖の危険性
添加物としての乳糖の危険性は、特にないと言えます。
ただし、原料となる牛の食べるものによって牛乳に影響があるように、牛乳からできるホエイに全く影響がないとは言えません。
1食、2色食べたくらいで影響があることはありません。
それでも無くても料理は出来るので、出来るだけ使っていない物の方が良いと言えます。
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ディスカッション
コメント一覧
「牛乳アレルギーと乳糖アレルギーは別物」と書いてありますが、乳製品アレルギーの人は牛乳と乳糖の両方にアレルギー反応を起こしますよ。別物とは言い切れないです。
ご連絡ありがとうございます。
ご意見参考にさせていただきます。
水でもアレルギーが出る人がいるので、アレルゲンにならないものはないと思います。
ただ、一般的に乳糖はアレルゲンになりにくいです。
牛乳にけるアレルゲンは特定のたんぱく質であり、乳糖とは別の物です。
複数にアレルギー反応を起こすことがあるからと言って、それらが同じものとは言い切れませんので、同じものとも言い切れません。
一般的に、牛乳アレルギーは特定のたんぱく質が原因であり、乳糖とは別の物です。
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