原材料表示を亀田製菓スナック菓子を代表する2品
昨年、2016年11月に「お菓子総選挙2016」特番で放送されていました。
今やスナック菓子の種類は200とも300とも言われて販売されています。
スーパーやコンビニでお菓子を買ってくると、途中でやめればいいのに、あっという間にひと袋全部食べてしまいます。
亀田製菓のこの2品も・・・。
亀田製菓を代表するのはこの2品
ハッピーターンと柿の種
1976年の発売以来、スナック感覚で食べられる煎餅として親しまれている亀田製菓の「ハッピーターン」。
亀田製菓さんに「表面の粉」についての問いかけを行いました。
“魔法の粉”の 異名をとる「ハッピーパウダー」がまぶしてあるそうです。
ハッピーターンの生命線は「粉」
ハッピーターンの生命線は「粉」だとおっしゃっていました。植物由来のたんぱく加水分解物に砂糖や塩、旨み成分で
あるアミノ酸を調合したもので、数種類のアミノ酸が混ざり合った複雑な味は、旨み文化をもつ
日本人の大好きな味。「ハッピーパウダーだけ売ってほしい」という問い合わせがあるほど、
味を評価していただいていると回答をいただきました。
また仮に同じような材料を集めて調合しても、ハッピーパウダーの味は再現は不可能と自信たっぷり。
たんぱく 加水分解物はハッピーパウダー専用にオーダーした特注品らしく、食べ始めから飲み込むまで
おいしさが続くよう、かなり細かなチューニングをしているそうです。例えば砂糖や塩は何種類も
ブレンドしています。それぞれの種類、粒子の大きさによって味が異なるからです。粒径が小さい
ものは溶けやすいので食べた瞬間に甘みや辛みを感じられます。でも全部が口の中ですぐ溶けると
味のない生地を食べることになってしまう。最後までハッピーターン味が残るよう、粒径が異なる
調味料を組み合わせて使い、生地と調味料、それぞれの溶け方のバランスをとっているとのこと。
【原材料表示】
米(うるち米(米国産、国産)、もち米(タイ産))、植物油脂、砂糖、でん粉、
たんぱく加水分解物(大豆を含む)、食塩、粉末油脂、加工でん粉、調味料(アミノ酸)、植物レシチン(大豆由来)
■柿の種 200g
柿の種(かきのたね)とは、練ったもち米またはうるち米を細かく切り、表面を醤油などでコーティングして味付けして焼いた菓子(米菓)の一般名称である。
醤油と唐辛子等で味付けされた赤みがかったものが最も一般的だが、着色料も入っているものが多い。
着色料は紅麹系の入った赤色系が多いが使用されるカラメルが着色料として使用された黒いものも存在する。塩だれ、ワサビ、チョコレート、マヨネーズ、青のり、チーズ等で味付けされた商品もある。
【原材料】
ピーナッツ(ピーナッツ、植物油脂(大豆を含む)、食塩)、米、でん粉、しょうゆ(小麦・大豆を含む)、砂糖、
カツオ節エキス、たんぱく加水分解物(卵・小麦・大豆・鶏・豚を含む)、食塩、こんぶエキス、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、ソルビトール、パプリカ色素、カラメル色素、香辛料抽出物、乳化剤
今や 柿の種シリーズ 5種類
わさび・梅しそ・ソルトペッパー・減塩・ポピュラー品
ソルビトールの安全性
■ソルビトール
ソルビトール(ソルビット)は食品添加物の中で最も幅広い使用用途を持ち、甘みをつける甘味料として、細菌を抑える保存料
元々自然の食物にも存在し、特にバラ科の果物(リンゴ、なし、桃など)や昆布に多く含まれております。(※リンゴの蜜がそれです。)
100年以上前にナナカマドの実から発見され安全性についても当時から毒性はないとされていますが、一度にたくさんのソルビトールを摂取するとお腹がゆるくなり下痢を起こしやすくなります。
原材料はトウモロコシやじゃがいものデンプンを元に作られています。
これ自体は自然のモノなので危険性はないと思われますが、気になるのは全輸入量の約6割が中国だということ。
医薬品として
胃のバリウム検査を行った際に下剤として使用されます。
バリウムを飲むと”便秘”を起こしやすいので、ソルビトールのお腹をゆるくする特性を逆に生かした使い方もされています。
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