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【着色料】ベニコウジ色素とは?用途は?安全性・危険性は?

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添加物の一つとして「ベニコウジ色素」と言うのがあります。

漢字で書けば「紅麹色素」となります。

どんなものなのか?

どんなものに使われているかの実例と安全性・危険性についてお知らせします。

 

 

まずは、どんなものに使われているかか知っていただき、興味を持っていただきたいともいます。

ベニコウジ色素が使われている食品

ベニコウジ色素が使われている食品をご紹介します。

 

カップヌードルトマトチリヌードル

お馴染みのカップヌードルでも使われています。

スープは真っ赤です。

トマト加工物も使われていますが、すごい赤です。

 

うどん

桜色のうどんには使われているようですね。

白いうどんには使われていません。

 

赤飯

赤飯も小豆だけではなく、ベニコウジ色素も使われているようです。

 

プロテイン

プロテインをはじめ、健康食品で多く使われています。

 

ダイエット食品

お馴染みの商品にも使われています。

 

フルーツグラノラ

スーパーで普通に売られているものにも当然使われています。

 

このようにかなり身近で、幅広く使われているベニコウジ色素です。

興味を持っていただいたところで、ベニコウジ色素とはどんなものかお知らせします。

 

ベニコウジ色素とは

ベニコウジ色素とは、こんなものです。

 

法律的にも合法ですので、インターネット通販でも手に入ります。

かまぼこや、ジャム、タコとかに使われるみたいです。

 

お店用には、レトルトパウチ的な袋に入れられて販売されています。

 

ベニコウジ色素の「紅麹」とは、カビの一種で麹菌(こうじきん)の一種です。

「カビ」と言われるとなんか印象が良くないですが、そうなるとお酒やみそなどもカビが使われているので、「菌」を使ったものだと思うくらいにしておいてください。

 

中国では紹興酒の材料としても昔から使われている材料です。

 

ベニコウジ色素は、紅麹を培養して、エタノールなどの水溶性の溶剤で溶かし出して、抽出して集めたものです。

別名、モナスカス色素とも呼ばれています。

 

ベニコウジ色素の安全性・危険性

ベニコウジ色素はどんなものか分かったところで、安全性・危険性についてお知らせします。

ベニコウジ色素を添加物の危険度を4段階くらいでわけるとしたら、2番目くらいです。

比較的安全な方だと言えます。

※勝手に作った4段階なので、大体の分け方は以下のようになっています。

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食品会社としては使わないこともできる程度のものですが、ベニコウジ色素を使うことで色をよくすることができるのです。

悪く言うと、使う必要がないのに、ベニコウジ色素を使うことで消費者をだましている、とも言えます。

 

もちろん、きれいな色の方がおいしそうに見えてしまうわけですが、できれば、こういうのから添加物を外すことをやっていくことで、段々と減らせるのではないかと思ってしまいます。

 

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