リッツは、モリデリーズ・ジャパンとヤマザキナビスコとの契約が切れて、インドネシアで製造されるようになったことが話題になりました。
新しいリッツの原材料と添加物はどうなっているのか、調べてみました。
これまでのヤマザキナビスコはルヴァンを作り始めました。
モンデリーズのリッツの原材料はこちらです。
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小麦粉
植物油
砂糖
ぶどう糖果糖液糖
モルトエキス
食塩
膨張剤
レシチン(大豆由来)
酸化防止剤(V.E、V.C)
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原材料らしいものは「小麦粉」だけです。
それ以下は、調味料と添加物です。
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添加物部分は、以下だと言えます。
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ぶどう糖果糖液糖
モルトエキス
食塩
膨張剤
レシチン(大豆由来)
酸化防止剤(V.E、V.C)
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リッツの添加物についてお知らせします。
ぶどう糖果糖液糖は、別名「高フルクトース・コーンシロップ」と言います。
「異性化糖」とも呼ばれています。
その名の通り、とうもろこしからとれる高果糖と言う意味ですが、でんぷんを分解して、液にするのです。
そのでんぷんを参加させるなどして、甘みが強い果糖にします。
ここまでは問題ないと言えますが、とうもろこしの多くは輸入だと言うことです。
アメリカからの輸入が多いので、遺伝子組み換えの可能性があります。
モルトエキスとは、麦芽(モルト)を糖化して、減圧濃縮したものです。
茶色い液状のどろどろのものです。
食塩は主に味付けです。
膨張剤とは、発酵の過程などで膨らませる作用をさせるためのものです。
ビスケットなどの場合「硫酸アルミニウムカリウム」が使われることが多いです。
「ミョウバン」という名前でも知られている膨張剤は、炭酸水素ナトリウムと一緒に使われることが多いです。
ガス発生させ、持続させる働きがあります。
その昔は、みその色が変わるのを防止する目的でつかわれていました。
現在では禁止されています。
レシチンは、グリセロリン脂質の一種です。
自然界の動植物においてすべての細胞中に存在してます。
生体膜の主要構成成分でもあります。
ちなみに、「レシチン」はギリシャ語で「卵黄」をあらわすものです。
原料がたまごのものは、「卵黄レシチン」と読んでいます。
大豆が原料のものは「大豆レシチン」です。
リッツは「大豆レシチン」を使っているようです。
健康食品としても売られています。
酸化防止剤V.Eとは「ビタミンE」のことで、V.Cは「ビタミンC」です。
「抗酸化力」と言われるくらい、これらは酸化を防止します。