パン作りのポイントは、「発酵」にあります。パンの生地を発酵させるためには、イースト(酵母)が欠かせません。
イーストは適当な水分と栄養分があり、27~36℃の温度で管理すれば、よく働きます。
イーストフードとは、イーストの栄養源となって、発酵を助けるための食品添加物です。
イーストフードとして用いられる食品添加物は、具体的には塩化アンモニウム、炭酸カルシウム、
塩化マグネシウムなど食品衛生法によって定められた14種類の無機塩です。
これらの無機塩類を配合して使用するので、個々の物質名ではなく、
「イーストフード」という一括名で表示することが認められています。
イーストフードはいわゆる膨張剤なのです。
そんな菓子パンの現実について、「心を育てる心の健康食」 東城 百合子著
よりご紹介します。
菓子パンとはどんなものなのでしょう?
硫酸カルシウムを菓子パンに添加物(イーストフード)として使用します。
クリームパン、ジャムパン、アンパンなど色々ありますが、
色素や香料の違いこそあれ、似たようなものです。
硫酸カルシウムは水分のPHの調整などで使用され、数えたら
まだまだ沢山の食品添加物が入っているのです。
市販のパンを買い求める場合は、小さな工場で作られた酵母入りの手焼きパンの方が良いでしょう。