エナジードリンクの効果と添加物表示

2018年11月25日

■エナジードリンク レッドブル

日本では「翼をさずける」 このキャッチフレーズで人気の『レッドブル』
若者なども疲れがたまっているとき、もう一息頑張りたいとき、眠いときに

エナジードリンクを ”グイッ”と飲干すことがありませんか?

宣伝の効果、過剰な効果でいかにも即効性を期待し、値段も高めでも購入する人が
多いと思いますが・・・

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■参考文献

実際にはそのような効果がないことから、アメリカで集団訴訟に発展した経緯があるようです。

 

The Atlantic「Red Bull Is Just Soda
The Washington Post「It may already be too late to get your $10 Red Bull settlement
Red Bull Settlement

レッドブル

 

 


原材料名
砂糖類(砂糖、ブドウ糖)酸味料、香料、L-アルギニン、着色料(カラメル)、カフェイン、ナイアシン、
パントテン酸Ca、V.B6、V.B2、V.B12

レッドブルのエナジードリンクは、甘くて、カフェイン入りで、手軽に飲めて魅力あるものですが・・・。

 

 

 

 

モンスターエナジー

原材料名
砂糖類(砂糖、ブドウ糖)、高麗人参根エキス、L-カルニチンL-酒石酸塩、塩化ナトリウム
ガラナ種子エキス、クエン酸、香料、クエン酸Na甘味料(D-リボース、スクラロース)
L-アルギニン保存料(安息香酸)、カフェイン、ナイアシン、着色料(アントシアニン)、
イノシトールビタミンB6ビタミンB2ビタミンB12

 

モンスターエナジーの気になる添加物

 

・LカルニチンL酒石酸塩

エネルギーをつくるときに役立つ成分です。また、体内のL-カルニチンは、加齢とともに減少します。

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・ガラナ種子エキス
カフェインの一種、コーヒーなどのカフェインより身体に優しく作用する。
厳密に言えば医学的説明が必要になりますが、一般的には無水カフェイン
よりも神経への負荷が少なく高揚感は徐々に持続的に効果があると言われて
います。また、ガラナに含まれるアルカロイド(薬用植物)「テオフィリン」や「テオブロミン」
が含まれるため、それぞれの身体への効果もガラナの特徴です。

【ガラナ種子】には、
「ガラニン」と呼ばれるカフェインがコーヒーの3〜5倍含まれ

・クエン酸Na
調味料として使われる食品添加物.抗凝固薬にも使われる。

・甘味料(Dリボース、スクラロース)
【Dリボース】糖分、次に脂肪を分解して、エネルギー源となるATPを産生して、エネルギー回復をサポートします。

【スクラロース】人工甘味料、砂糖の600倍の甘さを持つ。カロリーはゼロで24時間後にほぼ100%代謝される。

・Lアルギニン
強力な成長ホルモン増加物質のひとつ、成長ホルモンは眠っている間に脂肪を燃焼させてエネルギーを増やし、病気への抵抗力傷の治癒力を高めます。

・保存料(安息香酸)
抗菌・静菌作用があるので清涼飲料水等の保存料として添加されている。着色料(アントシアニン)
ブルーベリーなどに含まれるポリフェノールの一種、紫色を付けるために使われている。

・イノシトール
脂肪肝や動脈硬化の予防から神経細胞の働きを助ける作用まで幅広い働きを持っています。

・ビタミンB6
たんぱく質を多くとる人ほどたくさん必要になります。また、以上のことから皮ふや粘膜の健康維持にも役立っています。

・ビタミンB2
主に皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きをするビタミンで、糖質、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーにするなどの代謝を支える重要な働きをしています。

・ビタミンB12
葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビン生成を助けています。また、脳からの指令を伝える神経を正常に保つ役割もあります。

 

■「栄養ドリンク」と「エナジードリンク」は別もの

 

 

 

栄養ドリンクは 「疲労回復」「栄養補給」「体調不良」などに

エナジードリンク「気分転換」「眠気覚まししたい」「テンションアップ時」

 

最近ではエナジードリンクが若者に及ぼす影響に関して、メディアや医師、政治家、親たちの意識が高まっています。
2013年には、エナジードリンクが若者におよぼす利点とリスクが、医学雑誌「Pediatrics in Review」に報告されました。
■参考文献

Pediatrics in Review「Energy Drinks ── What Teenagers (and Their Doctors) Should Know

 

 

エナジードリンクを飲んだ後に血圧上昇するため注意が必要。
原因はカフェインや興奮性成分(タウリン、ガラナ種子エキス、高麗人参エキスなど)の大量摂取にあるようです。

 

 

まず驚くのは、レッドブルの起源リポビタンDにあったという話。
ディートリッヒ・マテシッツはもともとユニリーバ社員で、出張中にたまたま大正製薬とリポビタンDの存在を知ったとのこと。

 

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