【梅干しの添加物の真実】主流になりつつある減塩梅干は、従来の塩たっぷりの梅よりも体に悪い!?
日本人の心と言える食品の一つが「梅干し」と言えます。
日本古来の梅干しは塩分濃度20%以上です。
一応賞味期限もありますが、保存状態さえよければ何十年ももつような食品です。
日本最古の梅は、天正4年(1576年)の梅と言われています。
440年以上前の梅干しが存在するほどです。
今でも安全に食べられると言います。
ところが、最新の減塩梅干しは身体に悪いと言うのです。
それはなぜなのでしょうか?
そもそも梅干しではない
昔の梅干しは、梅と塩、シソくらいしか原材料はありませんでした。
頑張って入れてもウコンくらいです。
これらを樽に入れておけば、梅から塩の効果で水分が出て、梅が浸かります。
ある程度の期間して梅が浸かったら、拾い出して天日に干します。
干すから「梅干し」です。
ところが、20年~30年前頃から「塩分が多い梅干しは身体に悪い」と言われ始めました。
実は塩の取り過ぎが悪いと言われ始めたので、梅干しを作る食品メーカーの方が、減塩梅干しを作るようになってきました。
・・・と言っても、調味液に浸けるだけなので、「梅漬け」です。
干しません。
商品名のところも「梅漬け」と書かれています。
そして、どこにも「梅干し」と書かれていないのです。
減塩梅干しの正体
従来の梅干しは、塩分濃度20%以上ですが、最近の梅干しは10%~15%程度です。
塩は味付けのため、浸透圧を使って梅の実から水分を出すためなど色々な理由で使われています。
防カビもその効果の一つです。
色落ち防止や、食感を保つと言う効果もあります。
その塩を減らしたので、防カビ剤を入れます。
足りないので、味付けとして、「化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)」を入れ味をつけます。
保存のために「ソルビン酸」を追加。
色落ち防止他のために「酸化防止剤」。
酸味を足すために「酸味料」を追加。
赤くないと梅干しらしくないので、「着色料」追加。
これでは、味がまだまだ足りません。
熟成させないので、単にしょっぱいだけです。
そこで、「甘草」「ステビア」「サッカリン」などの甘味料を入れて和らげます。
これで塩分が少なく感じます。
ある梅の原材料名を見てみましょう。
「小梅、食塩、シソ、醸造酢、調味料(アミノ酸など)、酸味料、甘味料(ステビア)、着色料(赤102)」
最新の梅漬けは、塩分8%とか、5%とか、すごいのだと4%とか出てきています。
もう、こうなると、常温で保存すらできません。
さらに添加物を追加しているとしか思えません。
腐敗を防ぐために醸造アルコールを添加します。
ちなみに、ひどい商品だと梅も焼酎を絞った後のクズ梅だったりします。
これは風味も何もないので、その分「グルタミン酸ナトリウム」を追加。
「甘草」「ステビア」「グリシン」「ソルビット」「カツオエキス」「たん白加水分解物」「着色料」「酸味料」と次々追加していきます。
もう、添加物の固まりと言ってもいいくらいになります。
この話を聞いても減塩梅干し(梅漬け)を買いますか?
悪いと言うわけじゃないけれど、知った上で買うようにしましょう。
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