【添加物の乳糖】乳糖とラクトース

2019年8月19日

乳糖とは、哺乳類の乳の中に約5%含まれている二糖類です。

D-グルコース (ブドウ糖) とD-ガラクトースが結合したものです。

別名、ラクトースとも言います。

添加物としての乳糖とは、どんなもので、どうやって作るのか、そして危険性はあるのかお知らせします。

 

 

乳糖の作り方

添加物として使用される乳糖は、牛乳からチーズを作る時に副産物として出来る「ホエイ」から製造されています。

ヨーグルトを冷蔵庫で保存していたら、上澄みに出てくる水分のことです。

ヨーグルトのホエイと添加物

 

乳糖の用途

乳糖はなぜ添加されるのでしょうか。

乳製品の甘味の調整に使用されます。

乳糖はほんのり甘い程度で、砂糖に比べると甘味は弱めです。

乳糖の副作用

乳糖の副作用ですが、ほとんどないと言えます。

たまに、「乳糖アレルギー」を心配される方もおられます。

しかし、子供さんも含めて「乳糖アレルギー」と言うものはありません。

 

子供などが乳糖が入った食品を食べてお腹を壊すケースは、乳糖不耐症です。

簡単に言うと、牛乳を飲んだ時に乳糖が消化できずにお腹を壊すくらいです。

ひどいときでも、下痢程度です。

 

牛乳アレルギーと乳糖アレルギーは全く別物です。

そもそも、上記でお知らせしているように、乳糖アレルギーは存在しません。

アレルギー症状を引き起こすのはたんぱく質です。

 

乳糖の危険性

添加物としての乳糖の危険性は、特にないと言えます。

ただし、原料となる牛の食べるものによって牛乳に影響があるように、牛乳からできるホエイに全く影響がないとは言えません。

1食、2色食べたくらいで影響があることはありません。

乳糖と乳牛

 

それでも無くても料理は出来るので、出来るだけ使っていない物の方が良いと言えます。

 

 

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