添加物 ショートニングはこんなに危険性なもの

2017年8月31日

原材料表示にある 「ショートニング」なるものはいったいどんなものなのか?

使用用途や安全性についてまとめてみました。

 

 

 

 

 

■ショートニングの主用途
19世紀の末ごろにラードの代用品としてアメリカで開発された。
ショートニングを使うと美味しくなるから多方面で使われるわけです。

 

 

パンのデニッシュペストリーにショートニングを練りこめばカリッとした歯ごたえで美味しさが増しますし、とんかつや天ぷらなどを揚げる際に使うと油っこくないのに味は美味しいような仕上がりになります。お菓子にショートニングを含めるとサクサク感を演出して食感をよくすることが可能になるので頻繁に用いられるようになってきています。

 

 

 

安価のチェーン店の揚げ物屋さんのとんかつや天ぷらが美味しいと感じるのは、ショートニングの力を上手く使ったレシピが優れているからと考えられます。トランス脂肪酸の総摂取量をできるだけ少なくしていくのが今後の健康のことを考える上では理想的です。

 

 

■意外な商品にもショートニングが含まれる

 

洋菓子のサクサク感を演出するためにショートニングが使われることは確かに多いですが、実は洋菓子ばかりではなく最近では和菓子に使われることもよくあります。

 

大福餅、どら焼き、あんみつなどなど。

 

 

「あん」の照り滑らかさなどを創り出す目的で和菓子に使われていることもあります。
実は寿司ネタとして広く人気のあるネギトロにまでショートニングが含まれていることがあります。

 

 

 

回転寿司店のネギトロは原材料は本マグロよりも安価であるキハダマグロやビンチョウマグロが使われることがほとんどです。

 

ネギトロを作る際にはそれらの赤みをすりつぶして色合いの良さと滑らかさを演出するためにショートニングが用いられることがあります。
寿司にショートニングと言われても流石に信じられないかもしれませんが、これはすべて実際起こっている現実です。

 

 

■ショートニングの危険性

 

ショートニングというのは植物油脂に窒素ガスや炭酸ガスなどを10%から20%程度混入して作られている固形状のオイルのことで、それ以外に液体状や粉末状にされているものも存在しています。

 

 

ショートニングは人工油脂であるということ。製造する過程においてトランス脂肪酸が発生するようになっています。
つまりショートニングの3割はトランス脂肪酸であるという可能性すらあるということです。

 

 

意識せずに毎日、トランス脂肪酸が含まれている食品を食べ続けていると悪玉コレステロールであるLDLコレステロールが血中に増えて、善玉コレステロールであるHDLコレステロールが減り始めるようになる。動脈硬化などの症状が起きり、心臓の疾患が発症する可能性は増加していきます。

 

■今後の行動

 

今後の生活を送る上でどうしていくべきなのか?やはり食品などを購入する際には原材料を必ずチェックするようにしてなんの油が使われているのか確認するということです。

こちらの記事もよく読んでいただいています
スポンサーリンク